Food for Thought

気になった言葉とか、自前のイラストとか、デザインとか。

亀工房

“情報とは差異である。”と言ったのは、グレゴリー・ベイトソンですね。

“情報”については、いろんな人が様々な定義をしているいるけど、このベイトソンの定義は、とてもシンプルながら、言い当てているなって思うんです。

僕は音楽が好きとは言え、子供の頃にロック音楽に衝撃を受けて以来、すっかり西洋音楽志向なわけだけど、文化も“情報(差異)”だと考えると、例えば外国人と会話する機会があって、“日本ってこんな音楽があるんだぜ〜!”って、自慢したい時に、(情報的に)どんな音楽があるんだろうって考えると、あんまり見当らなかったりするんですね。(沖縄系は…、何と言っていいか表現が難しいんでここでは例外ということにして…)

図書館で日本の伝統音楽とか借りたりしてみたけど、なんかちょっとグッと来ないのは、自分の問題なんでしょうけどねぇ…。

亀工房の亀沢ノリボーさんを知ったのは、ジョン・フェイヒィのトリビュート盤がきっかけで、マーク・リボーというギタリストが好きな僕としては、亀沢さんの名前が何となくマーク・リボーを狙っているように思えて、(その辺のことは定かではないけど…)気になって仕方なくて、それからジョン・フェイヒィが亀を飼っていたとか聞いたような気もして裏ジャケットに亀の絵を使ったりたんですけど、その亀沢さんから最近になってチラシの制作依頼を受けたんです。

チラシの方は、安易に作ってしまったようでちょっと気恥ずかしいんだけど、ギャラの一部として彼らの「ヤポニカ」(←こちらで試聴もできますよ!)というCDアルバムをいただいたんですね。



この「ヤポニカ」って、何というか現代の日本人の心のふるさとに触れながら、ラウンジやクラシックなんかにも通じていたりして(スピリットはかなりロックっぽいような…)、とにかく、しっかり“情報化”していて、素晴らしいアルバムだなと思うんです。

そんな彼らにガンバッテ欲しいなって感じる一方で思う一方で、自分も頑張れよって、元気をもらった一枚でした。

  1. 2008/05/09(金) 02:05:10|
  2. デザイン制作部|
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植物の精神



画像は最近の仕事で、ある企業さんのプレゼンテーション資料の表紙用に2案作成したうちのボツ案のイメージ部分なんです。

使用しているレオナルド・ダ・ヴィンチの有名な絵は「ウィトルウィウス的人体図」といって、ルカ・パチオーリという数学者の著書「神聖比例論」の挿絵として描かれたものなのだそうですね。

このことはブック・オフで105円で購入した「ダ・ヴィンチ解読」(マイケル・J・ゲルブ著)という本に書かれていて知ったんです。(ブック・オフの105円コーナーって、タイトル見て面白そうに感じるとついつい買っちゃうんですねぇ…。)

この「ダ・ヴィンチ解読」という本、何だか啓蒙書的な傾向が強い本なんですけど、はしがきのところで書かれていることが、ちょっと引っかかっちゃうんですね。

ミチオ・カクという理論物理学者さんが、宇宙には地球より進んだ文明がある可能性を指摘して、その文明のレベルについて、レベル1は、“すべてのメンバーに充分な食料や衣類、教育が与えられている。生存や存続が脅かされることはなく、環境や生態系も保護されて、より良い状態を育んでいる。”という状態で、さらにレベル2は“メンバー全員が純粋意識を共有し、明確な意志の力だけで時空を超えて移動できるようになる。”という説を唱えていると書いてあるんです。

それでこの本は、レベル1にも達していない現在の人類を変えていけるのは、ダ・ヴィンチ的感性を磨いていくことだと示唆しているわけですね。

宇宙人って服とか着ているのかなぁとか思う以外は、何か反論したいわけじゃないんですけどね。「植物の神秘生活」(ピーター・トムプキンズ,クリストファー・バード著)という本に書かれている内容のことを思うと、植物って実はミチオ・カク博士言うところのレベル2とかの域にすでに達していたりして、すごくイケてる存在なのかもって、尊敬の念を抱く今日この頃なんです。

  1. 2008/05/05(月) 15:06:25|
  2. コトバ・認識研究部|
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